
※9月26日朝日新聞「岐阜」欄
イベント試合とはいえ「ZERO1に入団して、一番闘いたかった相手。」と、語る藤田は自身が選んだ道が「間違いではなかった」と、感慨深く語った。

晴天の岐阜駅前に突如登場したリング。
大谷の推進する「いじめ撲滅」イベントに昨日から参加している藤田は、「ニュースや皆との話で、是非とも参加したかった。こういう取り組みを真剣にやっていることが、僕の『入団したい』と、思った気持ちの一つだった。」(藤田)
そして、もう一つの願いは、Jrのレジェンド大谷晋二郎との対決。
「ファン時代から、ずっと見ている選手だし、巡業でも常に試合をセコンドでみせてもらっていた。『何がすごいのか』当然レスラーとして、戦いたかった。」

いきなりのシングルだったが、開始早々に藤田が奇襲のドロップキック。いつもなら、トペコンに畳み掛けるも、今日は落ち着きを保ちたかった。グランドでの勝負、立ち技、常にインディー界の中心にいた藤田も、気合十分のチョップには苦戦をしいられた。
「熱く強烈だった。」(藤田峰雄)
得意の空中戦に持ち込みたかったが、最後はスパイラルボムに涙を呑んだ。

「ZERO1に入って、叶えたい目標の1つに大谷さんとのシングルがあった。実際に対戦して技術とかじゃなくて、人間としての深みや熱い思いを感じました。心から尊敬できる人だし、本当に自分の選択が間違っていなかったと再認識できた。」(藤田峰雄)
「天下一Jrが終わり、次の目標に向かう今、これからも大谷さんを信じ、胸をはってZERO1を名乗っていきたい。」と語った。
9月25日:岐阜市支援事業
JR岐阜駅前 10:00〜「ちびっこのいじめ撲滅・元気創造2011」
JR岐阜北口駅前 『信長ゆめ広場』
○大谷晋二郎(9分18秒スパイラルボム→エビ固め)藤田峰雄 ×
○スペル・クレイジー(10分42秒ムーンサルトプレス→体固め)ロビー・ハート ×
田中将斗、×橋本大地(15分42秒シドマス→エビ固め)○崔 領二、日高郁人