金村キンタローは、2010年の風林火山(パートナーは菅原拓也)以来、約2年ぶりと
なるZERO1リング。
また、対戦相手が宿敵サブゥーとあって、金村の気合いもみなぎっている。
金村キンタロー コメント
「サブゥーとは、もう言葉では、言い表せない関係やし。
2005年に『サブゥー・エイド』をやったときも話し合ったけど、切っても切れない関
係。
毎回、お互いの最高を出しあって、しのぎを削ってたのが、俺と将斗とサブゥー。
そのつど、『大暴れしよう!』って。
今回、アイツのコメントにもそうあったけど、俺たちの戦いに終わりはないし、田中
もおそらく同じ気持ち。
―2月3日は、どういう試合になる?
メンバー見たらわかるやろ!
大仁田、田中、サブゥーに、俺、レザー、非道。
ストリートでも、バンクハウスでも、何でもいい。 皆で、血ながして、お祭りしよ
う!
―体調は?
なんで、そんなこと聞くねん。絶好調や!
まぁ、本音で話そうか? 本音いったら、めちゃくちゃしんどい。
特に、ZERO1に上がるっちゅうのは、俺にとっては特別なんや。将斗もる。大谷もお
る。
俺と同じ世代が、『なにくそっ!』って、トップを譲らず頑張っとる。
それ見て、いつも歯がゆいし、でも、チャンスくれたと思えば、こんなに高いハード
ルよこす。
でも、将斗が俺の反対側に居る。サブゥーも、大仁田も。
俺にとっては、遅れてきたお年玉みたいなラッキーや!
―FMWやW☆INGを意識した大会になる?
FMWも、W☆INGも、関係ない!
今のプロレス界に、俺らでしか出来やんモノを見せたったらええねん。
俺は、自分のしてきたプロレスに自信を持っとるし、俺らにしか出来やんヒューマ
ン・クオリティーやと思っとる。
あの時代に、俺らが1番恐い思いして、大仁田を先頭に、突っ走ってきたんや。
恐いもんなんか何も無い。そういう俺たちの今を目に焼き付けに来てくれ。
俺は、この試合に懸けとる。
俺の本気を皆、見に来てくれ!
―最後に一言お願いします。
サブゥー、おれは有刺鉄線バットを持ってく!お前も、五寸クギ、忘れんなよ!!
旧友との再会をきっかけに、さらなるジャンプを望む金村。
既に、対戦カードに名を連ねている、その金村と反対に、橋本友彦はぶ然とした表情
で現れた。
橋本友彦 コメント
「今日は、不完全燃焼やったかな。 まぁ、こんなもんやろ。
ところで、昨年末の風林火山に出場して以来、やっぱり、俺は佐藤耕平のことが気に
なる!
耕平とのタッグは、俺にとって、やりやすい以上に、安心がついてまわった。
アイツとは、学生から一緒。でも、常にあいつが先を走っている。
当然、年内に、アイツとシングルやりたいし、必ず勝つ。
後楽園でも、大阪でも良い。 耕平とのカードを組んでくれ。」
かねてより、計画もあった両者の対決が、実現するかどうか。
相手あっての事だけに、耕平の返答が待たれるところだ。