「オータニ、タナカ、コーヘイ、セキモト、アケボノを倒したい。」(ライディーン)
ZERO1・年末恒例『風林火山タッグトーナメント』を初制覇したジェームス・ライディーンとゼウスが一夜明け会見を行った。

激闘の勲章として顎を負傷したゼウスは、「ご飯粒を噛めなかった」と発言。激闘を物語った。
同じく、シリーズ前に体調を崩し、名古屋&水戸を点滴を打ちながらの試合となったライディーンも、「全ての苦しみも、今はハッピー」と語った。
ゼウス コメント
「ありがとう!ホンマ、ありがとうございました。
昨日もリングで言いましたが、ここのプロレスは‘リアルプロレス’だと、思います。
色んなリングで闘わせてもらってますが、どこもそれぞれ色が違う。だから良い悪いじゃない。
でも、俺の観てたプロレス。
子供の頃、好きで好きでしょうがなかったプロレスがここ(ZERO1)にはあります。
初日の崔&ギブソン。大谷&高岩。植田&小幡。 楽な試合なんて、一つも無い!
僕は、このZERO1が一番‘痛い’プロレスだと思う。
『古い』言うやつがいるかもしれん。 でも、そこには、ハードなトレーニングが裏付けとしてある。
こんな、痛みは、ここでしか味わえん。
ここに居る人らは、選手も、スタッフも、ファンも、皆プロレス大好きっ子ばっかりや!
それは、この海を越えてきた、ライディーンやいままでの外国人も一緒。
その頂点にたったのは、嬉しさ以外の何物でもないです。」

ライディーン コメント
「応援してくれた皆、チャンスをくれたZERO1、パートナーのゼウス。
みんな、本当にありがとう。
昨年の初来日から、今日まで、色々な事がありました。
初来日の練習初日に、トレーニングが厳しすぎて、帰ろうとしか、考えてなかった。
しかし、日高や田中、そしてなにより大谷が僕を見下すことなく指導してくれた。
植田、小幡、横山、大地。彼らも一緒に切磋琢磨してくれた。
その苦しみが、この形(優勝)となった。
全ての苦しみも、今はハッピー。
本当に感謝だ。」

―実感は?
「正直、一夜明けておりまして、今は実に冷静なんですが、昨日は感情の起伏が激しすぎました。
大谷&高岩戦の前に、緊張しまくってる2人が居て、ライディーンと、「More Relax!(リラックスしろ!)」と声をかけあっていました。
んで、試合後、Mrデンジャーの松永さんのステーキ屋へ、食事へいかせてもらって、肉をたらふく頂いたんですが、松永さんのステーキ肉、めちゃくちゃ美味しくて、柔らかいんです。
でも、口に入れて噛んだら、激痛です!アゴをやられていまた。
おそらく、大谷さんのキックです(笑)ご飯粒はかめませんでした。
ナントか、肉を2回噛んで、あとは呑み込んでました。
そのときに「あぁ。優勝したんだ」って、実感しました(笑)」(ゼウス)

「本当にキツイ。でも、俺たちは、この筋肉が全て。
お互いがお互いにリスペクトしている。だから優勝できた。
大きな壁を乗り越えようとすることは、感情だったり、思いだったり、沢山ある。
でも、俺たちは、筋肉、体つくりという、共通の辛い思いをしてここへ辿りついている。
まだまだ先を目指すためにも、
お互いがアドバイスできることは、最高の環境だった。」(ライディーン)
―次なる目標は?
「どうしても『次はベルト』と、思われがちだし、ライディーンもそう思っとると感じる。
でも、おれはこのタッグを成熟させたい。
声をかけてくれたのは、このトーナメントのキッカケがあってですけど、この3日間、おなじ道場で
トレーニングし、同じ宿に泊まり、同じ食事をしてきた。
短い期間ではありましたが、非常に思いが強くなった。
僕の思い的には、来年の夏まで引っ張りたい! 長い?(ライディーンに確認)
でも、かれのビザの関係もありますが、僕はじっくりと、そして一発で(ベルト)獲りたいと思ってます。」(ゼウス)
「植田&小幡。彼らのベルトは当然。
でも、ココには強敵が沢山いる。
特に、オータニ、タナカ、コーヘイ、セキモト、アケボノ。
彼らが素晴らしいのは百も承知。
まだ、勝てていない彼らに勝つことが、レスラーとしての目標でもある。
全世界をみても、彼らほど、強さと、サイコロジーを兼ね備えたレスラーはいない。
世界ヘビーが空位の今、シングルの王者は俺だ。
プロレスを愛する彼らの中心に、自分が立っていたい。」(ライディーン)
−短期間の集中シリーズとあって、体力的にも、精神的にもハードなシリーズとなったが、
「どんなに夜中に到着しようが、トレーニングをして、ストレッチをしてから寝ました。
数時間して、すぐ出発で、つば九郎の乱入もあって(笑)でも、その前の早朝に
トレーニングしてました。
昨日も、試合後にトレーニングしようと思ったんですが、飯食いながら寝てました(笑)
眼、開けたまま寝てました(笑)
でも、それだけハードやったってことです。
おっかないのは、この会見前に道場で誰かが練習した気配があった。
徹夜してた沖田さんに聞いたら、『植田選手と小幡選手、その前には横山選手と大地選手です。』と。
今日餅つきが寮の近くであるらしいんですけど、その前に皆で練習してたと。
ホンマ驚きましたし、その悔しさが、ベルトへの責任だったり、レスラーの義務だと思いました。」(ゼウス)
リング上の華やかさだけではない。日々の鍛練が掴んだ栄光とあり、喜びもひとしおだった。

そして、会見の場では昨日、『決着をそろそろつけるぞ!』(日高)と、アピールのあった、Jrのタイトル戦が発表された。
1月1日(火・元旦祝)後楽園ホール
『謹賀新年』14時00試合開始(13時15分開場)
インターナショナルJr&NWA世界ジュニア・ヘビー級 2冠選手権試合 60分1本勝負
菅原 拓也(王者)vs日高 郁人(挑戦者)
が発表された。
ZERO1「謹賀新年」
日時 :2013年1月1日(祝・火) 試合開始14時00分(13時15分開場)
会場名 :後楽園ホール
東京都文京区後楽1-3-61 青いビル5F
TEL:03-5800-9999(東京ドームシティわくわくダイヤル)
アクセス
JR総武線、都営地下鉄「水道橋」駅
東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園駅」
主催 :プロレスリングZERO1
後援 :ブシロード/すしざんまい/BIG MARCH/
お問い合わせ:潟tァーストオンステージ 03-5777-5361
発売所
・e+(イープラス) http://eplus.jp/battle/(パソコン&携帯から)
・チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード594-180) http://t.pia.jp/
[ぴあ店頭販売・セブンイレブン・サンクス・サークルK各店]
・ローソンチケット 0570-084-003(Lコード: 32341 ) http://l-tike.com/
[ローソン各店]
前売/当日: ■S席 \6,000
■A席 \5,000
■B席 \4,000