9月30日に行われましたIWGPヘビー級選手権(中邑真輔vs大谷晋二郎)調印式の後に行われた、大谷選手の囲み会見。
その中で大谷選手は二度目となるIWGPヘビー級挑戦に向けて、橋本選手への思いと、応援して下さるファンの皆様への感謝、並々ならぬ決意を語ってくれました。

◆二度目のIWGP挑戦ですが…?
前回の挑戦は佐々木健介選手がチャンピオン。その時も両国だったんですが、その試合が新日本所属で最後の試合でした。ゼロワンになってからは初めて。そして、ゼロワンができてから、ゼロワンの選手が挑戦するのも初めて。負けちゃいけない試合。新日本プロレスを出て、ゼロワンに参加した。それが間違いでないことを証明する戦いになる。
蝶野さんは橋本真也の遺志を受け継ぐものということありきで指名された。橋本真也の遺志を継ぐ人は誰だ?といろいろ言われるけど、僕はいっぱいいてもいいんじゃないかと思っています。みなさんは一人に限定しようとしますけど、たくさんいてもいい。僕が橋本さんの一番近くにいた。たぶん橋本さんの性格なら『俺の遺志、いっぱい継いでくれよ』と言うと思っています。仲良かった方はたくさんおられると思う。僕は橋本真也を一人占めするつもりは全くありません。でもただ一つ、たくさんいる橋本真也の遺志を継いでいる人間の中で一番継いでいるのは間違いなく俺だ!これだけは譲れない。
当然、蝶野さんも武藤さんも僕の知らない橋本真也を知っていると思う。僕が今、どういう気持ちで橋本真也を思っているかはみなさんもよくわかってると思います。
◆大谷晋二郎にとってIWGPとは?
僕がプロレスラーであるなかで必ず、奪い取らないといけないベルトと思っています。そして、その時が来たと思っています。いつかと思っていましたが、そのいつかが来た。そう思っています。今、大谷晋二郎がIWGPをとったら絶対変わるよ、この世の中!変えてやる自信もあるし、この世の中に元気を与える自信もある。全国のいろいろなお客様の前で言ってきました、プロレスの力で世の中を変えると。そのためにはIWGPは絶対、必要不可欠なベルトだと思っています。
◆当日セコンドにつく予定の橋本大地には?
試合を通して、大地に何か教える気なんてさらさらない。チャンピオン中邑真輔以外の事を考えたら、結果は出ないと思う。ただIWGPを奪うためだけにまっすぐに戦う僕を見れたらきっと伝わるものがあると思う。僕は大地を過保護に育てるつもりは全くない。何かを感じるためにがんばるとか、そんな気はない。背中を見て何かを感じてくれたらいいなと思います。IWGPに挑む。そんな軽いベルトではないと思います。戦う姿勢を観てくれればそれでいいです。

◆全8試合のうち、7試合目に行われる試合順について…
いいじゃない。何試合目でもいいじゃない。僕はそう思います。IWGPヘビー級というこれ以上ない冠がついている。1試合目でもいいと僕は言わせてもらいたい。1試合目でも試合会場を帰るお客様が、IWGPがやっぱりメインだったなと口々に言えばそれがメインイベント。チャンピオンであるならば、セミであろうが、第1試合目であろうが、IWGPの試合を見せるべき。
◆中邑対策は…?
日にちがあるので、これから作戦を立てたい。G1とかを見させて頂いた中で気になったのは、全ての試合をあの膝蹴りで決着をつけている。これは中邑真輔の今の時代のプロレスに対する挑戦だと思う。それは素直に敬意を表したい。その膝蹴りを僕がどう料理するかの勝負だと思っている。間違いなくあれだけの選手を一撃必殺にしてきた技。意地でも食わない戦い方をしたいですね。その破壊力を考えると一発食ってしまうと、いくら強がっていても…という気持ちがある。あの技を食わない戦い方を考えないといけない。…と思っているけど、試合のゴングが鳴ってしまうと自分でもわからない。みんなを沈めた膝蹴りをくらってみたいと思うかもしれない。今の時点ではあの膝蹴りをくらってはやばいなと思っています。そういった意味でもいろんな作戦を立てていきたいですね。
大谷晋二郎が大谷晋二郎であるべく、挑戦するIWGPヘビー級選手権!
熱いご声援よろしくお願いします。
「蝶野正洋25周年特別興行 ARISTRIST in 両国国技館」
10月12日(月・祝) 東京・両国国技館 16:00〜
☆IWGPヘビー級選手権試合
【第53代王者】中邑 真輔 vs 【挑戦者】大谷 晋二郎
http://www.njpw.co.jp/card/index.php?COM=card_disp&SRNO=141&TKNO=1
posted by ZERO1 NEWS at 20:16
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